大阪弁の犬、発売。

tamotsu_yoshida2017-10-31

本日、山上たつひこ氏の『大阪弁の犬』が
発売になりました。


山上たつひこさんの「自伝」です。


この本には、多言は弄したくありません。
是非ともお読み下さい。
弊社にとっては、それぐらいの自信作です。




ということで、
今回は終わりにしようと思ったのですが、
あまりに愛想がないようにも思い、
この本の編集中に山上氏が宣伝用にでも使ってほしいと
送ってくれた文章を記しておきます。


   * * *


いくつかの青春をかいた
安堂寺橋通りの青春
宗右衛門町の青春
埼玉県和光市の青春
逆向春助の青春
こまわり君の青春


半田溶助だって青春


春助がいう
蒟蒻が一番女の感触に近い
ちょっと温めて使うのがいいんだ


それはちがう
ぼくがいう
冷たいまま使うのが
正しい


信じられないよ
ぼくにも青春があった

山上たつひこ




この本は、山上たつひこ氏の「青春」の記録なのですよ。

大阪弁の犬

大阪弁の犬