いま、都筑道夫氏の「読ホリデイ」の作業中。


70本ほどのセレクトで行こうと思っていたのですが、
悩んだ結果、全部収録することにしました。


「読ホリデイ」は、
回によっては多少の前後はあるものの、
一回12枚(400字)となっていたようで、これが161回。
単純計算で、1900枚ほどあるわけです。


もちろん、一冊には、とうてい収まりきらないから、
上下二冊にすることにしました。


これを都筑氏の80回目の誕生日、
7月6日までに出そうというのですから、
ゴールデンウィークとは関係なく、
たぶん全部仕事になります。


この本が出ると、おそらく、
いろんな意見が出ると思いますが、
もしかしたら、この本は、
「東京語」「東京弁」で書かれた最後の本なのかな、
と個人的には思っています。


上巻は、464ページ、下巻が472ページの予定。


本文組はポケミスと同じで、このボリュームです。
どれだけの量かご想像いただけると思います。


装幀は、今回も平野甲賀氏に頼みました。


評判が良かったので、
今回も、「ポケミス全解説」同様、ビニールカバーに小口塗り、
というポケミス・スタイルを踏襲します。


完成を楽しみにしていてください。