雑誌の履歴書

阿佐ヶ谷ロフトに出演するため(今月の16日でした)、
「雑誌の履歴書」を書いてほしいと言われたので、ざっと書いてみた。
つまり、これまでどんな雑誌を読んできたのか、ってことです。


小学低学年
「冒険王」
「テレビマガジン」


小学高学年
少年チャンピオン
別冊マーガレット
「少年ジャンプ」
アニメージュ


中学・高校
スターログ
ヤングマガジン
「バラエティ」
広告批評
「東京おとなクラブ」
「綺譚」
漫金超
「スーパーアクション」
「マンガ奇想天外」
朝日ジャーナル」(たまに)
映画芸術」(たまに)


大学
「オリーブ」
「anan」
「マリクレール」
リュミエール
本の雑誌
「hanako」


20代
「navi」
流行通信
studio voice
漫画アクション


30代
「navi」
「engine」
週刊文春
「室内」
マンガ雑誌全般


「冒険王」は、付録が欲しかったんだと思う。
「テレビマガジン」は、仮面ライダーが好きだったから(ハマたのはV3あたり)。

少年チャンピオン」は、山上たつひこ鴨川つばめが書いていた時期。
別冊マーガレット」は、叔母が定期購読していた。
紡木たくがデビューするまで読んでいた(当時は紡木たくが好きではなかった)。
「ジャンプ」は、捨てずにずっと集めていた。


スターログ」は、筒井康隆写真館という特集から、70号くらいまで。
ヤングマガジン」は大友克洋の「アキラ」が始まってから(というか予告から)。
アクション別冊も「童夢」めあてで集め、
漫金超」「バラエティ」「綺譚」も大友克洋を読みたいからであった。
大友克洋ファンクラブに入っていたほど、好きだった。
生涯で入ったファンクラブは、こことルパン三世だけ。ちょうど『カリオストロ』の頃)
当時の「広告批評」は、特集が面白かった。
覚えてるのは所ジョージ特集とか、東京特集とか。
「東京おとなクラブ」は江口寿史が表紙を書いていたから取り寄せたと思う。
朝日ジャーナル」と「映画芸術」は、ほとんど立ち読みだけど、たまに買っていた。


「オリーブ」と「anan」は、女の子のファッションのほうが男のものより
いいし、先を行っているなどと思って買っていたけど、面白い雑誌だった。
「マリクレール」は蓮実重彦山田宏一淀川長治の「映画千夜一夜」めあてで読み始めた。
本の雑誌」は、とにかく面白かったんですよ。


「navi」は、矢作俊彦の「スズキさん〜」が目的。
現実の鈴木編集長の文章も好きになった。
漫画アクション」は、谷口ジロー江口寿史やまだないと山本直樹が描いていた時期。
個人的には「アクション」のこのころが一番好きかもしれない。アクションジャーナルも面白かったし。


と、まあいろいろ振り返ってみたら、案外、
というか予想通り、普通のものしか読んでませんね。
夜想」とか「ガロ」とか「夜行」とか「ユリイカ」とか
エピステーメー」とかに夢中になったと言いたかったようなそうでないような。


追記・中学生のときに、「ニュートン」と「オムニ」を買っていたことを忘れてた。
当時は宇宙飛行士になりたいという夢があったのです。本気でNASAに行きたいと思ってた。