フリースタイル23、本日発売!

「フリースタイル23 特集:鏡明」が本日発売になりました。


今号はなんと「鏡明・特集」!


小誌の21号まで「マンハントとその時代」という雑誌論の連載をしていただいていた鏡氏ですが、
ぼくがお会いするまえに思っていたのは、やはりSF作家で評論家という感じでした。
(というか『シンボーズ・オフィスへようこそ!』の人という感じだったかもれない)
それが、長年おつき合いさせていただくうちに、
じつは「岡田英明」という名前でロック評論をしていたことや、
ポパイの全盛期にライターとして深く関わっていたことを知りました。
電通の役員だったし、きっと広告でも業績を残しているんだろうとオボロゲに思っていましたが、
どうも、「鏡明」という人は、あまりに多面的活躍のため、
全体像がわかりにくくなっているのではないかと思い、本企画を考えました。


マンハントとその時代』を単行本にするにあたっての前哨戦でもありますが、
小鷹信光氏や大森望氏などにも寄稿してもらって、かなり面白い特集になったのではないかと思います。


小西康陽さんのインタビュー連載「お会いしたかったんです。」のゲストは、
数々のアイドル歌手の「仮歌」をやってらしたミュージシャンの広谷順子さんです。
歌を覚えるために「仮歌」というものが作られることにまず驚きました。
歌というのもののバックグラウンドを知る上で貴重なインタビューになっていると思います。


もうひとつの小誌の誇るビッグ連載「山田宏一の映画教室」は、ハリウッド成立の謎に迫っています。
山田宏一節に酔いつつ、時間と空間を彷徨う快楽を楽しんでいただければ嬉しいです。


「The Talk of The Town」では、本誌初登場の、蔵前仁一氏、椎根和氏のエッセイもいいですよ!


(これはいつものアレですが)
*お近くの書店で探される場合はこちらを。
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日本全国どの書店でもお取り寄せできますが、
もしお近くに書店がない場合などamazonでもどうぞ。
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「内容益々充実」と自負しておりますが、
書店で見かけられた際は是非ともご覧になってください。