本の買い方

思うところがあって、「本の買い方」を書いてみます。
(フリースタイルのサイトには、「フリースタイルの本の買い方」としても書いてあります)



書店に行く


コンビニエンスストアでも
雑誌や売れ行きのいい本が置かれていますが、
品揃えでは書店にはかないません。
コンビニよりははるかに多くの本が並んでいます。
毎日、膨大な数の本が出版されていて、
さらにこれまで発行されてきた本も書店には並んでいます。
お近くに書店がある場合は、まずそこに行きましょう。


■自分が探している本のジャンルがわかるようであれば、
たとえば、ミステリをお探しなら
ミステリコーナーで本の棚を探してください。
ほとんどの書店の本の棚は、ジャンルでコーナーを分けて、
出版社別や著者別に並んでいます。
出版社や著者の名前がわかっている人は
それを目安に本の棚を探してください。


■最近出版されたばかりのものや人気のものは、
出版社別や著者別ではなく、
表紙を上に向けて本を積み上げたコーナーに置かれている
こともありますので、そちらもご覧ください。

■探している本が見つかったら、その本を持ってレジに向かってください。
書店のレジはだいたい入口のそばにあるはずです。


■本の棚をどれだけながめてもご希望の本が見つからない場合は、
ものおじせずに書店員さんにたずねてみてください。
親切に教えてくれるはずです。


■書店に自分の探している本がない場合、
その書店で「お取り寄せ」ができます。
これは、出版社から本を「取り寄せる」ということです。

書店員さんに、
「××という出版社から出ている○○(書名)という本を取り寄せたい」
と言って、 名前や連絡先を知らせておくと、
本が入荷し次第、連絡をくれます。送料はかかりません。


■お住まいになっている地域から少し足を伸ばせば大きな町があって、
時間も余裕があるという場合は、その大きな町に行ってください。
大きな町には、大きな書店があるはずです。
大きな書店は、小さな書店より、多くの本を取り扱っています。
自分が探している本を店頭で見つける可能性がぐーんとあがります。
何軒かの大きな書店がある町では、他の書店も探してみましょう。
それでも見つからないという場合、
やはり「お取り寄せ」を書店にお願いしてみてください。


■せっかく遠くの書店に来たのに探している本が見つからないなんて
時間の無駄だった、ということには、おそらくないと思います。
ある本を探しているうちに、つい予定外の本を買ってしまうというのは
書店の楽しみのひとつですから。


ネット書店の活用

■ネット書店は、書店の規模というからいうと最大のものです。
ものによっては時間のかかることもありますが、
店舗を構えていない分、在庫の数はどこの書店もかないません。


■実際の本を手にとってから買うことができないですが、
本の中身を見なくても絶対に買うものというのもありますので、
どんどん活用されることをおすすめします。
amazonbk1などたくさんのネット書店があります。


ジュンク堂書店紀伊国屋書店などの大手の書店では
インターネットに在庫情報を掲載しているところがあります。
電話で在庫をきいて、店頭に本があれば、
「お取り置き」してもらうこともできます。
後日、本を受け取りに行きましょう。




書店に行くというのも、「習うより慣れろ」というものですが、
おなじ書店に通っているうちに、
自分なりの本の探し方の方法とか、その書店のクセみたいなものが見えてくると思います。
「駅前の書店はコミックが強いな」とか、「専門書ならこの書店」とか。
同じ書店に通っていると書店のほうでも、この人はこういうものが好きだから、
これを仕入れたら買ってくれる、なんて思ってくれたりするようになりますよ。